歌ってみたを始めようと思ったきっかけのはなし。（２）
「私は、なんで歌手になりたかったんだっけ？」
原点を考えた時に、いくつか思い出したことがありました。
その中でも特に大きな分岐点となった出来事が三つ。
まずひとつ目。
幼稚園の頃、倉木麻衣さんをTVで観て「私もこの人みたいになりたい！」
と幼心ながらに本気で思ったこと。（髪型とか真似してた）
ふたつ目。
（１）の記事でもサラッと書きましたが、小学生の頃に出場した地元のカラオケ大会。
小学生ながらに学校を早退をさせていただいて、出場をしました。
本大会に出る前のオーディションも緊張しながら受けたなぁ。
その大会当日、私は当時から大好きだったkiroroさんの「未来へ」を歌いました。
会場に見にきていた母が泣いていました。歌詞と重なったのでしょう。笑
それももちろん嬉しかったのですが、さらに心が動かされた出来事が。
同じく会場にきていた全く知らない、素敵な老夫婦が、出場を終えた私の元に
「すみません」と声をかけてきました。
「はい？」と尋ねると、おじいさんがこう仰ったのです。
「私は目が見えません。今日のこの大会も皆さんがどんな方かもわかりません。
でも、あなたの歌を聴いてとっても感動しましたよ。これからも頑張ってくださいね。」
ありがとう、そう言って握手をしてくれました。
この出来事は生涯忘れることはないと思います。本当に嬉しかったです。
このことで、誰かの心に残るような歌を歌いたいと思いました。
そして３つ目。
それは今も続いていることなのですが、とても飽き性な私が
歌う事だけはずっと続いていること。これです。
そう思えるものって、生きてきて片手で数えられる程度だと思っています。
それが誰に強制されるわけでもなく、自主的に、歌いたいと思える。
この３つを思い出したことが、私が歌ってみたを始めた理由です。
今はカバーばかりですが、2年以内にオリジナルのアルバムを出すことが夢です。
やっと、具体的に自分の夢と向かい合えているような気がします。
もちろん、しばらくはずっと会社員だと思いますが、それだけで人生を埋めていくのではなく
本当に自分が好きなことを納得いくまでやりたいと思います。
欲を言えば、本当にもっと早くこれに気づけていれば、、とも思います。
ただ、よく聞く言葉かもしれませんが「人生で今が一番若い」
この言葉はシンプルだけどとても大事な考え方だと思ったので、行動しようと思いました。
長くなりましたが、私が歌ってみたを始めるまでの経緯をお話ししました！
歌ってみた初投稿から半年が経ちましたが、1年は絶対に続ける！と決めて始めたので、
さらに半年後、どれだけコンテンツや自分の表現の幅が広がっているか楽しみです！
またこれからおすすめの機材だけではなく、影響を受けたアーティストや、
今注目しているアーティストなども、書いていこうと思います。
それでは！ここまでお読み頂きありがとうございました！
歌ってみたを始めようと思ったきっかけのはなし。（１）
これまで歌ってみたに使用していた機材について少し紹介してきました。
そもそも私が歌ってみたを始めようと思ったきっかけを
少しお話ししたいと思います。
ご興味ある方（いるのかな？笑）は、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
私が歌に興味を持ち始めたのは幼稚園の頃でした。
卒園のタイミングで、将来の夢を問われたときに「かしゅ」と書いたことを
鮮明に覚えています。
そこから、小学生の時に地元のカラオケ大会に出場したり（特別賞みたいなもの貰ったな）
中学の音楽の授業後に、先生の部屋に置いてあったギターを弾かせていただいたり、、
今までの人生、どんな場面でも思い返すと音楽と結びついていました。
じゃあ、そんな風に生きてきた私は一体何者なのか？という話なのですが、、
今の私はただの会社員なんです。大事な夢があったのに、会社員をやっています。
概ね自分の人生には満足していますし、現状に不満があるわけでもないです。
ただひとつ、人生をやり直せるタイミングを選べるのなら、大学受験ですかね。
実際に大学で学んだことは、もちろん無駄だとは思っていませんが。
大学を卒業して、何とか社会人になって、周りの友人知人がどんどん家庭を築いていく。
羨ましいと思う反面、私はあまり結婚願望が強くないことに気づいてしまったんです。
いずれは結婚して可愛い子供を育てたいという漠然とした夢はあります。
でも今じゃない。
何でだろう、何が足りないんだろう、そう自問自答した時に
「自分の夢に向き合い切れていない」
そう思ってしまったのです。
私と同じような気持ちになったり、似たような気落ちを抱いている人
どのくらいいるのかなぁなんて思います。
家庭を築いたからって、子供が生まれたからって、夢が叶わないわけじゃない。
それは分かっているんです。でもどこか割り切れない気持ちが自分の中をぐるぐるしています。
そこで
「私は、なんで歌手になりたかったんだっけ？」
原点を考えてみることにしました。
（２）に続きます。
【初心者必見】歌ってみた動画おすすめヘッドホン
これまでの記事にでは「おすすめのマイク」と「おすすめのオーディオインターフェース」について触れてきました。
どうでしょう、少しずつ機材周りが充実してきましたか？
【初心者必見】歌ってみた動画おすすめヘッドホン
今回はこちらについて書いていきたいと思います。
正直に申し上げますと、私が実際に使ったことのあるヘッドホンは一種類のみです。
今のところそちら以外に買い替える予定はございませんが、気になるものがあれば調査してみようと思います！
ヘッドホンって必要？
歌ってみたのために様々な機材を揃え始めると「これって本当に必要なのかな？」と思う瞬間があるのではないかと思います。
これに関しては正確な答えはないのですが、以前にも述べたマイクとオーディオインターフェースをご用意されるならヘッドフォンは必要です。
こだわりは人それぞれあると思うのですが、個人的にはギターやピアノの弾き語りであれば、iPhoneなどの動画で撮ってそのまま投稿する！なんてこともアリなのかなと思います。その音質や画質が曲によってはすごく味のあるものになるなと。
ただ、歌ってみたに関しては、既存の音源にちゃんと録った歌をミックスさせた方が聞きやすいのかなと思います。一から機材を揃えて作る＝絶対バスるとかではないですが、「自分がどういうクオリティの歌ってみたを作りたいか」というのが一番だと思います。
私の歌ってみた動画も、決してクオリティが高いとは言い切れません。まだまだ改善すべきところは山ほどあります。
ただ、やっていくにつれて「もっとこうしたい」「次はこういう編集がしたい」など欲が出てきたときに、全く対応できない環境だともったいないですよね。。
なので初期段階である程度のものを揃え、使えるようになっておくと後で楽ですよというお話しです。
かなり話が逸れてしまいましたが、ヘッドホンの話に戻ります。
それでは早速みていきましょう！
SONY/MDR-900-ST ¥12,980
こちらが私も愛用しているヘッドホンですが、定番のモニターヘッドホンです！
「何か見た事ある」という方も多いのではないでしょうか。
プロアマチュア問わず使われているのがこのヘッドホンです。
初めてモニターヘッドホンを使う方はきっと驚くと思いますよ。。
密閉ダイナミック型で高音やノイズもしっかり聞こえ高機能ですが、¥15,000以内でコスパ◎
こちらは私もあまり知らなかったのですが、最近流行りのヘッドホンのようです。
マイクでもおすすめしたAKGから出ていたので気になりチェック。
こちらもプロ用モデルのために開発された「XXLトランスデューザー」が搭載されているようですね。価格もお安い…一度試してみたいものです。
予算的に少しでも安い方を考えている方は良いかもしれませんね！
本日はここまでとなります。
比較というほど紹介はしておりませんが、何か参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました！
【初心者必見】歌ってみた動画おすすめマイク【種類別】
昨今、コロナの影響もあり「おうち時間」に新しい趣味を始める方も多いのではないでしょうか？
音楽や歌うことが好きな方なら、youtubeで一度は「歌ってみた動画」を見たことがあると思います。今や幅広い年齢層の素晴らしい歌い手さんがたくさんいます。
更にプロのボイストレーナーさんが、数々の歌ってみたをレビューする動画も増えていますよね。歌い手さんの中には元々プロではない方も多く、とても夢のある話だと思います。
「わたしも歌ってみたに挑戦してみたい！」そんなあなたに！
初心者におすすめ宅録用マイクを紹介いたします。
正直、クオリティにこだわらなければiPhoneなどでも歌は録れます。
Garage BandやAudacityといったとても優秀な無料録音ソフトがありますので、初心者が個人的に録音して楽しむくらいなら十分かもしれません。
ですが今回は動画投稿を目的としている方向けなので、少し踏み込んでみます！
ところで、歌ってみたに必要な機材は以下の通りです。
- マイク
- マイクケーブル
- PC
- オーディオインターフェース
- ヘッドホン
- 録音ソフト
- ポップガード
- マイクスタンド
- リフレクションフィルター
「え？こんなにあるの？」と思われた方、多いと思います。
あくまで、ある程度のクオリティまで拘るのならば上記の機材が必要になりますが、とりあえず1〜6までがあれば始めることは可能です！
今回の記事では1.マイクを簡単に紹介していきたいと思います！
ダイナミックマイク
ダイナミックマイクはみなさんが一番馴染みのあるマイクではないかと思います。
とても繊細なので丁寧に扱わねばいけません。
『SHURE/SM58』¥12,791
どの音楽スタジオやライブハウスにもほぼほぼ置いてあるド定番のマイクです。
私も学生時代からこちらでライブをしたり歌を録ったりしておりました。
ダイナミックマイクに関しては、正直この一本で十分かと思います。
これならノイズなどの音質に拘らなければ、マイクスタンドがなくても、ケーブルがあれば歌を録音することができます。
コンデンサーマイク
コンデンサーマイクは歌ってみた動画を実際に見てみると使っている人がとても多いマイクかと思います。
多方向から音を拾いますので、ダイナミックマイクに比べてノイズや反響を拾いやすくなりますが、しっかりと歌を録りたい方はこちらのマイクがおすすめです。
『AKG/C214』¥32,780
ちなみにこのC214は、ダイナミックマイクSHUREの次に購入し、今も3年ほど使っております。
見た目も好きで、高音が綺麗と定評があり、実感もしています。
『Audio-Technica/AT4040』¥32,184
Audio-Technicaはイヤホンやヘッドホンでも聞いたことある方も多いのではないでしょうか。AKGとどちらにしようか迷ったマイクです。ナレーションを録ることにも向いているそう。
コンデンサーマイクは、初期投資としては高いかもしれませんが、後々買うのであれば初めから思い切ってしまっても良いかと思います。併せてケーブル、マイクスタンドも必要になります。
今回は以上です！マイクも本当にピンキリだと思いますが、初期投資があまりにも低い（高い）というのも、個人的にはどちらもリスクがあると考えています。
多くと比較検討するのはある程度機材の特徴が分かってきたり、自分の声質やどう聴かせたいかが明確になってきてからでも良いと思います。
私もまだまだ勉強中ですが、少しでも参考になれば幸いです。
2~3は正直そこまで変わらなかったり、それぞれお持ちのPCがあったりするかと思いますので一旦割愛します。
次の記事では4.オーディオインターフェースについておすすめを書いていこうと思います！
最後までご覧いただきありがとうございました！
【初心者必見】歌ってみた動画おすすめオーディオインターフェース【３選】
前回の記事で、歌ってみたに挑戦しようと思っている初心者の方に向けて、マイクのおすすめについて書かせていただきました。今回の記事は……
歌ってみたオーディオインターフェースおすすめ３選
こちらを紹介していきたいと思います。
私が実際に使ったものや、これから揃えるという人の目線に立った時にほしいと思うものをピックアップしてみました。
そもそも「オーディオインターフェース」って何？
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も機材を揃える頃、知り合いに教えてもらうまでは全く知らなかったです。
でも今ではとても大切な役割を担う機材の一つだと分かったので、聞いたことのなかったみなさんも一緒に見ていきましょう！
オーディオインターフェース（以下OI）とはその名の通り「PCでオーディオを入出力させるための機材」というものです。
ボーカル用のマイクの端子では直接PCに接続することはできず、音量をコントロールすることもできません。
マイクだけではなく、ギターやベースといった他の楽器をPCと繋ぐ時にも使います。
用途によっても種類が異なってくるのですが、ボーカル目線でいきたいと思います。
【１】Roland/RUBIX-22 ¥15,500
結論から言うと、私はRolandのOIしか使ったことがありません。
ちなみに初代はRoland/UA-4FX（販売終了）を知り合いから譲り受け、10年ほど使ってもしっかりと機能してくれました。Rolandってすごくコスパいい！
こちらは最新OSに対応していますし、操作もシンプルで使いやすいです。
【２】M-Audio/M-Track Solo,M-Track Duo ¥5,000~6.000
M-AudioはOIの老舗ブランドの一つです。
マイク入力一つがSolo、二つがDuoです。スペックもかなり良く他にも揃える機材があるならとてもありがたいお値段ですね。
【３】ZOOM/U-22 ¥13,800
超コンパクトですが２入力２出力に対応したハンディOIです。
電源が取れない場所でも電池で動き、音質もとてもピュアなんだとか。
コンパクトでシンプルなところがいいですね。
おすすめのオーディオインターフェースについては以上です！
ここで余談ではありますが、歌ってみたに必要な機材の中で割愛したPCについて少しお話ししようと思います。
歌ってみたを始めた当初、私が使っていたPCはwindowsでした。
ただ動画投稿をする際、音源だけではなく動画も自分で撮影編集をすることを目標としていたタイミングでwindowsが寿命を迎えたので、macに買い換えました。
そうすると今までwindowsで使っていたものをmacに対応させるためUSBポートを別で購入したり、お気に入りだった音声編集ソフトが使えなくなってしまったという盲点がありました。
今はmacに搭載されているGarageBandの操作を覚え、音源の編集やmixに取り組めておりますが、やっぱり音声編集ソフト使いたさにwindowsの購入を検討していたり…
ですので皆さんも関連性も考えながら機材を揃えていくといいですね＾＾
最後までご覧いただきありがとうございました！
